2021/9/7 栗駒山・小安峡サイクリング
もはや秋田県内で走っていない有名どころは無くなってきたころですが、未だ栗駒山には登ったことがありませんでした。栗駒山といえば、秋田一周の時に一度断念した山です。じゃあ、行かなきゃね。
164kmしか走ってないのですが、獲得標高が2113mです。100kmに対して1000m登れば結構登ったほうだというのが僕の基準ですが、そう考えるとハチャメチャ登らされました。2021年は自転車に乗っていないのもありますが、めっちゃ疲れました。僕は登りが得意ではないので、地獄みたいなライドでした。
栗駒山には、東成瀬村・国道342号線からアプローチします。その後は小安峡のある国道398号線に下ります。この東成瀬村から栗駒山に上がる道路、是が非でもみなさんに走ってもらいたい道路だと思います。
なんてったって、まじでクソみたいな登りなんですよ。10%越えの登坂が、感覚的には100m以上も続くような道でした。13%とか15%くらい出てきます。ほんとに酷い。この年は僕が全然自転車に乗っていないからとは言っても、それでも酷いです。この時はフロント34tのリア34tで、ギア比1なんすよ。これ、ロードバイクにしてはめちゃくちゃ軽いギア比な方だと思うんですが(タイヤは38cなので純粋な比較はできませんが)、それでも下ハンを引っ張る登り方でやっとか登りました。ほんとに酷い。前見てられなかったですもん。ずっと下見て踏んでました。
でもですね、こんなにクソみたいな登りなのに、この道路は成瀬ダムの完成と共にダムの底に沈んでしまうんだそうです。途中、滅多にお目にかかれないような巨大な建設機械が動くダム建設現場がありました。どえらいスケール感でしたね。この道路がダムの底に沈む前に、是非自転車乗りの皆さんには行ってほしいんです。このクソみたいな登りを体験してもらいたい。無くなってしまうこの儚い道路で、みんなに地獄を味わってほしい。
軽く読んだ感じ、タイムリミットはあと五年くらいだったかな。もちろん、僕ももう一度行きたいと思います。無くなる前に。
さてそのクソみたいな登りを登り終えてピークに到達します。ピークには栗駒山荘や須川高原温泉があります。温泉地ですねぇ。天然の蒸し風呂にはびっくりしました。
須川高原温泉、良いところですよ。今度は真面目にお風呂に入りに来たいですね。風呂道具を持って自転車で登るのも少々億劫ではあるんですが。
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それでは、小安峡に下ります。栗駒峠ピークから、一気にダイブする感じです。道も広くて、グリップを利かせて回り込むようなデカイ素晴らしい見晴らしの良いS字カーブもあります。下りサイコー。自転車は下りと追い風以外面白くないかもしれない。
おわり。みんな栗駒山に行きましょう。