2019/11/2 不老ふ死温泉サイクリング
なんかめっちゃすごい温泉があるということで、行けない距離じゃないし行くことになりました。
メンバーは僕、大地、和田っち、あかいくんです。和田っちはこの前80kmくらいでもだいぶ疲れていたのに、「行けるっしょ!」ということでこれから200km以上のサイクリングに引きずり回されることになります。そしてGiant crosterのクロスバイクを駆るはあかいくん。仲間内4人のサイクリングというのは初めてで、大所帯に感じます。
だいちくん カテゴリーの記事一覧 - TickTackBonkの部屋
和田っち カテゴリーの記事一覧 - TickTackBonkの部屋
あかいくん カテゴリーの記事一覧 - TickTackBonkの部屋
秋田市を朝3:13に出発します。男鹿市船越のコンビニで和田っちと合流し、大潟村を北上するルートです。
我々が秋田市から北上するときは、7号線を走行する以外にも大潟村を経由することがあります。例えば秋田市山王の臨海十字路~ファミリーマート三種八竜店まで走るとして、7号線を走ると48km、大潟村経由なら49.9kmとなります。大潟村を経由すると2km(ルート次第ではもっと)伸びるわけですが、7号線の圧倒的交通量の中で細い路肩を走る恐怖と少々の信号を避けることができます。2kmの差なら、私たちは初心者や未経験者を連れていくときは大潟村を経由します。初心者に国道7号の三種町区間はおすすめしません。
だからと言って、大潟村を縦断する県道42号線を手放しには褒められません。道が悪いです。ガッタガタです。それに、道路の路肩ビッタリのところに白線が描いてあったりします。ただし道路が直線で見通しも良いからか、車のみなさんが余裕を持って追い越してくれます(いつもありがとうございます)。あとはまあ、なんもない直線なので飽きる人が多いです。自販機どころか休憩場所も無い。中心地の道の駅やコンビニのみ。登りも無い分下りもありません。うーん、書いてみるとどっちもどっちですね。
早朝なら7号線を選んでも交通量が少ないので気楽に通れます(大潟村も然り)から、早朝に危険な道路を抜けてしまう行程づくりが大事では無いでしょうか。春先は、桜や菜の花が咲き乱れる大潟村の方が楽しいかと思います。
まあ、道路に関してはいろんな意見があります。私より良い道を知っている人はたくさんいるに違いありませんし、地元民には敵いません。そういう交流の場ができますように。知の集積は大事。
そういえば、秋田県を通過するサイクリストや旅人は、秋田はほんとに道が悪いという話を良くしますね。北海道ほどまでは行かないけども、隣県に出ると見違えるだとかそんな話をします。雪国ですし道は荒れますよね。私は太タイヤの恩恵をすごく受けています。
日の出前の大潟村を駆け抜け、道の駅みねはま で小休止です。
さらに北上します。なおこの日は秋も終わりの11月、とっても寒い日でした。サイコンが示す気温は2度。
あったかいコーヒーなんかが沁みます。コンビニで休憩すると体は冷えますが。コンビニに寄ったり休憩したらすぐ着ましょう。出発するときにまた脱ぎます。出発するときは少し寒いくらいが丁度いいですね。
北上します。
初心者が一緒なので休憩は多めにとります。和田っちは既に疲労困憊でした。八森いさりび温泉ハタハタ館だそうです。寄る店がオープン前ばっかりなのは、我々のように日の出前から走り続ける者達の宿命です。コンビニ文化万歳。
このあたりからはもうお猿さんがいっぱいいます。路肩に、道路に、木の上にです。道路への侵入を阻むためのフェンスが路肩に設けられています。別世界感。
少々登り、青森県境を迎えました。ここは少し登ります。がんばれ和田っち。登り切ると、スケールのでかい立派な下りのお目見えです。
ほどなく走って到着。
ぼくはこの日は一本1キログラム超えの鈍重タイヤ、シュワルベマラソン700*50c(2inch)を履いていきました。舐めプです。4人もいるし余裕っしょー(よく考えたら引っ張る側でした)。200kmまでは散歩です。
海岸沿いにある露天風呂に入ります。温泉の写真は撮ってません(撮れない)。外部リンクから素晴らしさをご賞味ください。露天風呂は、混浴浴槽が一つと女性用浴槽が一つあります。
海のすぐ側に露天風呂があります。ですから波が激しい日は入れません。この日は程よく波が立つ日だったので迫力ありました。波風に当たりながら黄金の湯に浸かることの気持ちよさよ。素晴らしい。人権。和田っちは必死で脚をマッサージ。
不老ふ死温泉の食堂にあった焼肉丼だったかな?アホみたいにうまかったです。確かシェフのおすすめだったかな?そんなに高くないのにこんなにうまいのか?と思いました。これは大当たりです。
うまい飯も食いましたし、帰ります。温泉に入って電車で帰るなんてお金のかかる真似はしません。自走で帰ります。汗かいて温泉入って、また汗かいて帰ります。ばかめ。和田っち無理すんなよ。俺の輪行袋貸してやるぜ。しかし彼は走ります。
来るとき気づきませんでしたがめっちゃおもろい謎の看板があります。思わず止まってしまった。なんだアレ!?!?!? ていうかこんなのあったのに気付かなかったんかい。
さて、頑張って帰りましょう。和田っち、まさに疲労困憊、満身創痍。あかいくんも良く引いたりしてサポートしてくれました。大地、お前はずっと先頭な。
ほどなくして、和田っちとのお別れ地点、男鹿市船越まで帰ってきました。いや~~~~~ほんとによく頑張った和田っち!!!!ごめんなぁ引きずり回してしまって!初心者というのは我々が思うよりも、本当に走れないものです。猛省しましょう。俺がわるい。良くついてきた。おつかれ。良く眠れ。最後和田っちに化け物って言われちゃった。ヒッヒッヒ。
あかいくんも、当然ながら最長距離更新!おめでとう!なんかまだ余裕そうですね。
さらに走り、秋田市まで帰ってきました。みんな、ほんとによく頑張ったよ。不老ふ死温泉では、入浴券として(?)腕に巻く防水テープみたいなのが巻かれます。ずっと腕に巻いて帰ってきました。4人で不老ふ死温泉までアタックした証です。みんなありがとう。うれしくてしばらくトップチューブに巻いていましたが、すぐ取れちゃいました。しょうがない、記憶は心の中に閉まっておこう(今、記憶をここに綴れて幸せです)。