2019/10/22 いときん食堂+タイヤバースト
かずやさんに誘われて大内のいときん食堂に行きました。
この日は、コルナゴだとか、タイムだとか、セブンサイクルズだとかいうすごい自転車のみなさんと走りました。コルナゴはダジャレの大先輩、こまさんが駆ります。
大仙市の伊藤菓子店さんに寄り、酒まんじゅうを買いました。なんと毎朝ものすごい早起きして作ってるんですって。こまさんは「まんじゅまんじゅだな(まずまずだな)」(冗談)と渾身の一撃を放っていました。僕は朝から大爆笑です。もぉ~~~~流石ですわ。酒まんじゅうおいしかったです。まずまずなわけありませんとも。
一休みして、いときん食堂に向かいます。ところがもう少しで着くという時に、大アクシデントが!
かずやさん、後輪がバーストです。原因は路肩に落ちてた五寸釘による大幅なサイドカット!GP5000とチューボリートの組み合わせでした。後ろから見ていましたが、「パァン!」という快音と共に砂煙が立ったように見えました。
今回はパンクなどではなく、出先でのタイヤバーストです。なんとパークツールのタイヤブートでも塞ぎきれないような巨大な裂け目。予備のタイヤなんて持っていませんし、作業は難航。メンバーのペットボトルを切ってタイヤに入れ、リムの上から結束バンドで結ぶ方法もダメでした。
いろいろ試してみて、メンバーのうち二人が、近くの自転車屋さんまで行ってタイヤの端くれをもらってきました。バースト部分に入れて結束バンドでカバー、低圧でゆっくり丁寧に運用します。
ほどなくしていときん食堂までたどり着きました。いときん食堂では、予備タイヤを持ってきてくれたさとるさんとも合流。お疲れ様です。
みんなでかつ丼をいただきます。おいしいです。大満足。いときん食堂はホルモンもおいしいらしいですよ。
食べた後は、雄物川サイクリングロードを通って秋田市に戻りました。いときん食堂は秋田市からも走りやすい道を使って行ける、ほどよい目的地だと思います。
後日談
後ほどこの件について、古き過酷な時代を駆け抜けたじーさん達に対処方法を聞いてみました。じーさん達は、やっぱり流石です。いろんな対処法を提案してくれます。
まず一つ。糸と針を携行して、タイヤを縫い直すんだそうです。じーさん達がチューブラータイヤを使っていた時代は、タイヤを縫って直すのが普通だったそうです。そうして、チューブからの内圧にタイヤが耐えられるほどまで回復できればなんとかなるんだそうです。
二つ目。バースト部分に対応する部分のチューブにガムテープを巻くんだそうです。そうして高圧でもチューブが膨らみすぎないようにします。そうすると、タイヤはそのままですが空気を入れてもバースト部分のチューブが膨らまないから、案外走れるんだそうです。
今回、バースト現場でははじめにリム~タイヤ間にペットボトルを入れ、リムごと結束バンドで固定しようとしてうまくいきませんでした。もしかしたらタイヤの中にペットボトルと結束バンドを入れていればチューブの膨らみを抑えて走ることができたかもしれませんね。これ以降、僕は割りばしにガムテープを巻いていつでも携行しています。使うことが、本当にありませんように…
ところで、何かあってもリムごと結束バンドで縛って走れるのはディスクブレーキ車の特権ですね。非常にアウトサイドな例ですが。