2019/9/21 なんちゃって秋田一周
「秋田一周」なんて名前が付くサイクリングができたら大層なモンだよな、と思ってそれっぽいルートを引いた、初めての300kmオーバーです。
ルートログはこれ。
メンバーは僕、大地の二人です。
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国道7号線を南下し、本荘で国道108号線に入り、更に南下します。108号線は鳥海山に向かって走る、景色の良い道です。山に向かって走るということで全体的に登り基調です(走ってて分かるほどではない)。由利町区間は、路肩が狭かったり、舗装がタイヤで押し延ばされて路肩にアスファルトの山ができてたりします。西滝沢のあたりかな。最近は張替工事を進めているようですが、自転車にとっては危険ですね。通る方はご注意。
矢島のローソンに着くころには日の出を迎えていました。
この写真はカルパスを食べる大地です。おいしいですが、肉なので消化にはきっとそんなに良くないでしょう。しかし、うまいもんを食わんで走るサイクリングなんて意味がないだろと、この頃から我々思っていました。まあ胃腸が死んだら、それはその時だ。
ところで、このサイクリングは新ヘルメットを導入して初めての本格チャレンジです。
買ったのはOGKkabutoのAERO-V1レッドに、ARS-3シールド(ピンクミラー)です。別記事にレビュー書いてます。廃盤なので今更ですが、参考にどうぞ。インターネッツにはあんまり出回っていないピンクミラーシールドについても書きました。
話を戻します。
由利本荘側から108号松ノ木峠を登ると、そんなに苦労しないで登れます。峠と名前が付く割には緩く、道幅が広く、(橋なんかの)景色も良いです。真っすぐですし。途中には湧き水の笹子名水もあります。寄る時間ももったいないので我々は大体スルーします。トンネルは複数あります。天下のdocomo回線でも途中からは届きません。
峠のピークはトンネルの中になります。トンネルの端、スノーシェッド(みたいなの)との境目の辺りです。そこからはもう、猛烈に真っ直ぐで、道が広くて、車のいない、最高の下り坂です。ブレーキなんか握りません。秋田県内の国道や主要道はほとんど走りましたが、その中でも一番の下り坂だと思います。なかなかありません。国道285号線米内沢区間よりもかっとばせると思います。後半は路肩に注意しましょう。逆に、院内側から登ると、13号線との交差点からずっと登りなので地獄です。
13号線に合流し、湯沢横手方面に曲がります。大曲で105号線に曲がります。
さて今回の最高峰、105号線のピークです。前回、一人寝不足のまま北側から登りましたが酷い思いをしました。今回はなんか楽勝でした。リベンジ、簡単だったなぁ…睡眠って大事です。メンタルヘルス的に。
登り坂では、グラベルロードの僕はピュアロードバイクの大地にいつも置いて行かれます。それでもまあ一番大事なのは温存なので、自分のペースで上がります。
目に映る景色はとても良いのに写真にはその美しさが載らないことって良くありますよね。登山なんかしてるとしょっちゅうです。こういうのは自分のハートに焼き付けるしかありません。それでも、スマホのカメラのおかげで比較的自分の記憶を色濃く保つことができます。便利な世の中なもんです。技術ばんざい。
しばらく走り続けます。
鷹巣で七号線に入り、七号線伝いで秋田に帰ります。途中ライトの電気を切らしてしまいそうになるポカをやらかし、急遽コンビニで乾電池式の充電器を購入。バッテリー二つ持ってたのに。忘れていましたが、このときの最長ライドは新潟の265kmだったので、今回の368kmっていうのは飛躍しすぎなんです。そういえば八郎潟の自販機前で疲労困憊になって座り込んじゃったりしました。今はもう600kmぐらい走るようになったので記憶が薄れて無くなるとこだった…書き出せて良かった。
もう写真はありません。そんな余裕は無かったです。7号線は僕がずっと前を引っ張っていましたが、膝が痛くなるトラブルが発生。踏めなくなりましたが、大地は前をもう一度引いてくれた時は感動しました。ありがとよ。
でも、秋田一周っぽいルートを完走はしたけど僕は悔しかったですよ。胸を張って「秋田一周した!」って言えないですもんこんなルート。正直に言ってしょっぺぇライドだ。男鹿半島も回ってないし、より奥羽山脈に近い341号線も走ってない。それにかずやさんが「じゃあ今度は男鹿も八幡平も走ってほんとの一周してくれば良い」って煽ってきます。いつか、胸を張って秋田一周したって言ってやる。