機材レビュー:OGKkabuto AERO-V1
そもそも機材レビューなんて主観によるものなので、そんなことは当然の前提で書きます。
がんばって買ったヘルメットです。これ選んでよかったです。
廃盤なのにレビュー書くのかよという感じですが、AERO-V1やピンクミラーシールドの情報はインターネッツにあんまり上がってないので、残すことにしました。私が詳細に記録するのだ!
本体18000円+ピンクミラーシールド7000円で25000円です。後悔はない。
目次
ヘルメット:AERO-V1
OGKkabutoが出したヘルメットです。シールド対応ですが別売りでした。以下のサイクリングで初めて本格投入しました。
本記事執筆時点(2022.1)には廃盤になっていました。まあシールド付きならVITTの方がかなり安く手に入りますし、レースする人はAERO-R1選ぶでしょうし微妙な立ち位置にあったヘルメットです。しょうがないかも。
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以前は、小学生のころから使っていたUVEX製のシルバーのヘルメットをかぶっていました。以前のブログ記事にいっぱい写ってます。これ、買ってから10年以上使ってますし何よりださい。お金貯めてヘルメットを買うことは決めていました。
メガネ星人なので、シールド付きで。そしてかっこいいものを。長く使うものだし。シールド付きは既にダサいと言われると反論の余地はありませんが。僕だってかっけーグラサンにかっけーヘルメット使いたいですよそりゃ。Giro, POC, ABUS!
それは置いておいて、VITTとAERO-V1を比べたときに、初期のVITTは色もださいし形もなんかかっこよくありませんでした(私のセンスです。好き放題書きます。他人が被るとかっこよかったりします)。俺はV1の方が好きだなあ、長く使うし後悔しない方にしようと思いました。AERO-R1は暑そうなので却下。シールドがついてるエアロヘルメットだけど、穴ぼこで風が通る、エアロが矛盾したヤツがほしいんだ俺は!
「空力」「エアロ」には矛盾していても、メガネ星人の目を快適に守るという目的には矛盾していません。何も問題ない。
頭にはバッチリ合います。まあカブトのフィット度合いの評判通りなんでないですかね。
ステッカーを貼る余地はあんまりありません。必要に応じて切ったりします。
僕はキャットアイのライトマウントにSync coreをつけて、ピンクミラーシールドと併用しています。ヘルメットライトを点灯するとシールドに光があたって気になることもありますが、仕方ない。
風抜けが良いとか悪いとかは分かりません。特別熱がこもると感じたことは別に無いです。
何度もつけ外ししますし、マグネット部分の塗装が落ちたのか或いはマグネットの削れた金属粉がついたのか、当初の赤色では無くなっています。
最近、偏光レンズのサングラスが欲しくなったのと共にコンタクトレンズも導入して使ってみました。goodrというサングラスブランドで、BFGsというモデルです。ベンチレーションに挿しこんで使っても、一度も落ちてきたり外れたことはありません。
エアロシールドを使いつつ、ベンチレーションホールがたくさんあるヘルメットというレースの現場ではあまり使われないようなコンセプトに目を付けたカブトさん、素晴らしいと思います。良いとこ突きました。結構需要あるのでは?周りでは結構使ってる人がいます。
コンタクトを使えば良いというのは、もちろんです。乗り方によってはコンタクトも良いと思います。あるいは度入りのグラサンという手もあります。グラサン、かっこいいですし。しかし僕の場合、コンタクトレンズでは作られていないような小さい乱視があるようで、コンタクトを入れても眼鏡ほど快適な度数になりません。それに、コンタクトの使用上限とお医者様に言われた14時間なんて遥かに超えた長時間自転車に乗り続けますから、そんなときは使ってられません。度入りのグラサンも、ちょっとお金がかかります。シールドというのはお手軽なんですね。
そんなこんなで僕はもう、シールド付きのカブトヘルメットしか使えないのではないかと、戦々恐々としております。でもVittのデザインはあんまり好きでないのでもうちょっとシルエット良いヘルメットが、今後ラインナップされるといーなー。
シールド:ARS-3 ピンクミラーシールド
走行中、どんな風が吹いても目を開けてられる強靭な眼球を持つ人もいますが僕はそうではありません。このヘルメットを買うまではオーバーグラスや保護メガネをかけて走ってました。ださい。
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ARS-3シールド。僕が調べたときは、インターネッツにはあんまり情報が出回ってませんでした。ピンクミラーなんて特に。
AERO-V1には付属のシールドはありませんから、シールドを使うならば別で買う必要があります。ピンクミラーの可視光線透過率は88%です。参考にクリアシールドが94%。逆に、次点で暗いのはブルーミラーの54%です。一気に透過率が低くなります。この間の透過率のシールドがほしかったなぁ…Vitt標準装備のAR-3シールドが65%でちょうどいいのですが市販されていません。中古で手に入れる必要があります。
夏なんかは、目も開けてらんないような眩しい中を走ることがあります。目を細めながら走るのってストレスなんですね。でも私は夜も走るので、ちょうどいい暗さのシールドが必要でした。調光シールドは高い上に一年で寿命が来るので買えません。クリアシールドよりは暗く、でもブルーミラーは低すぎるなぁ…そんなわけでピンクミラーを選びました。
光の当たり具合や角度によって、ミラーの反射具合や色合いは変わります。反対側が暗いと機能するマジックミラーみたいな感じですか?でも顔まで見えることが多いので、ミラーで自分の顔を隠したい人にはあんまり向かないかもしれません。一瞬ですれ違う自転車乗りや車程度であればそんなに見えないと思いますが。
裸眼よりは眩しさが抑えられます。でもトンネルや夜でも余裕で使えます。視界は、ピンクミラーとは言うものの水色です。
しかし、視界がちょっとだけ奇妙な色になります。色褪せた感じ?表現はできませんがスッキリしません。裸眼の方が世界の彩りが良く見えます。なので結構跳ね上げて使うことがあります。ライトスモークとかならこういう現象は比較的少ないのでは。そういえば最近使い始めた偏光レンズのサングラスは色が濃いのにスッキリしていました。サードパーティーで偏光膜を使ったシールド、出ないかなー。自分で作りますか。
しかし風が吹きつけて目を開けてられないだとか、下り坂だとか、雨天だとか、虫がめちゃめちゃぶつかってくるだとか、日焼けが気になるだとかという環境には効果てきめんです。とっても便利。隙間からは雫が入ってきますが、たくさん入ってくるわけではありません。メガネのレンズに水滴がつかないだなんて、なんて便利さでしょう。風が巻き込んできますが直に当たるよりはマシです。ここが気になる人はいるかもしれないです。あと、自分の目が内側に写りこむことがあります。目からシールドまでの距離が大きいから仕方ない。ミラーな上に光がいっぱい入ってくるので顕著なのかな?
マグネット式ですが落ちることはめったにありません。枝に直接ぶつかったら外れますが、3つあるマグネットが全て外れることは少ないですし、磁石が引き合う作用で元に戻ったりします。二年経過しましたが、砂利道をかっ飛ばすくらいではビクともしません。
しかしシールドがでかいのか、シルエットは良くありません。普通に俺の顔の形が良くないのはありえますが。なんなんでしょうかね?サイドの張り出しが大きいのかな?
そんなこんなで、AERO-V1にピンクミラーシールドをつけて愛用しています。僕は満足です。これからシールドの形も改善していくでしょうし、将来が楽しみだなぁ。