2019/9/28 男鹿サイクリング
秋田県のサイクリストなら、男鹿半島を走ることは一つの目標だったりするかもしれません。あるいは秋田市周辺のサイクリストなら、男鹿半島はみんな行ったことがあるのではないでしょうか。秋田市から遠すぎず、景勝地で、有名です。私も何度も走りました。そのうちの一回を参考に、記事を書こうと思います。
メンバーは橋本くん、和田くん。
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秋田市からアプローチすると県道56号線が鉄板ルートです。砂防林に覆われた真っ直ぐな道です。自動車がたくさん走るので路肩にはタイヤによって削られてできたような微妙な山がありますのでご注意。なお景色がはちゃめちゃに良いサイクリングロードが海側に並走していますが、ところどころ砂で埋まっていたりします。
秋田市を6時に出発し、北上します。
途中で和田っちと合流します。
橋本くんはJamis Renagade Explore、和田っちはGT Gradeを駆ります。今日のメンバーは3人ともグラベルロードですね。なお今回は自転車経験少～中のお二人が一緒なのでハードには行きません。男鹿半島は初心者にはだいぶキツいと思いますが、男鹿を走りたい！と言われたら僕は全力で後押しするのみです。彼らなら行けなくはない。がんばろう。
まずは第一にして最大の難所、寒風山。めっちゃきついです。中盤～駐車場はまあ、「普通にキツい」という感じですが駐車場から頂上は「はちゃめちゃにキツい」です。こんなとこに初心者を連れて行くとビビります。和田っちには超キツいよ！という話をしていますが、男鹿といえば寒風山ですし登りたいですよね。じゃあ、一緒にしにましょうか。橋本は何度か登ってるので余裕…なはずだよね？
寒風山は大層にも「世界三景」なんだそうです。せ、世界!? びっくりなんですが、確かに景色はめちゃめちゃ良いです。登った達成感は大きいかもしれません。比較的短い登りでこの景色ならコスパ良いでしょう。きついですが。おぉ～これが世界三景か～俺ら今世界見てるぜ。
ところで寒風山には回転展望台がありますが、あれって日本の中でも珍しいんですってよ。老朽化で厳しいので、無くなる前に行きましょう。
じゃあ、次の目的地は入道崎です。寒風山を北側に下ります。
それに、入道崎の登れる灯台というのも日本の中でも貴重なんですって。16基しかないらしいです。知らんかった…俺、一度も登ったこと無い…
ごはんも食べたことですし、帰りましょう。男鹿沿岸を通って帰ります。男鹿水族館GAO～ゴジラ岩間はとてもキツいです。
男鹿半島は、南側には市街地があり鉄道も通っています。コンビニもあります。しかしゴジラ岩以北には、コンビニなんて一軒も無い上にすごい登らされます。門前～男鹿水族館までは自販機もありません。補給には気を使いましょう。この前はサイクリストが遺体で見つかったというニュースもありました。補給できないまま脱水やハンガーノックで動けなくなると洒落になりません。
ところで北側から入道崎を回る時は、県道121号線から県道59号線に下りる交差点を見逃すと八望台という酷い坂を上らされる上に北側に戻されてしまいます。我々は盛大にコースミスしました。
そうして必死に走って、男鹿市街に戻ってきました。知り合いにおすすめされたグルメストアふくしまに寄りました。お惣菜の店のようです。お店の前のベンチで頂きます。
ここで和田っちとはお別れです。橋本とは秋田市まで走って帰りました。初心者のみんなお疲れ様。彼らは満身創痍です。おつかれ。
